「未来が不安な人」が見落としていること
昨日の記事でも触れたんですが
今もまだ話題になっている
例の高額スクール問題。
多くの人は、
「550万円なんて高すぎる。」
「どうしてそんなものを買ってしまうの?」
「どんなスクールだったの?」
というところに注目しています。
ボクも同じところが
気になったわけですが、
今朝、朝活で話をしたのは
もっと前の段階です。
その申し込んだ人は、
なぜそこまで不安になったのか?
何が心配になって
スクールで学ぼうとしたのか?
そこを考えているうちに、
一つの仮説が見えてきました。
人は未来が怖いのではない
ボクたちはよく、
「将来が不安」
といった言葉を口にします。
でも、本当にそうなのでしょうか?
考えてみると、
未来はまだ何も起きていません。
怖い出来事が間違いなく
確定しているわけではありません。
それなのに、
「もう今の仕事はなくなる」
「きっと生活は苦しくなる」
「きっとAIに取って代わられる」
そんなふうに、
まだ決まっていない未来を、
自分の中で不安な方、不安な方へと
先に決めてしまっています。
つまり、未来が本当に不安だから
そうなっているのではなく、
未来を悪い方向へ断定していることが、
結果的に不安を生んでいるのです。
「だろう」と「かもしれない」
そこで、こんな話になりました。
「年金はもうもらえなくなるだろう」
そう考えると、不安になります。
でも、
「新しい制度が始まるかもしれない」
そう考えると、少し見え方が変わります。
もちろん、どちらも
今のところ正解ではありません。
未来はまだ100%決まっていないからです。
それなのに、
悪い未来だけを「だろう」と
多くの人は断定してしまう。
これが、不安を大きくしている
原因なんだと思います。
不安が人を動かす
もちろん、不安そのものが
全部、悪いわけではありません。
不安があるから勉強する。
不安があるから働く。
不安があるから備える。
これはこれでとても自然なことです。
しかし、そのまだ確定していない
不安が大きくなりすぎると、
「きっと誰かが答えを持っている」
そう思い始めます。
そして、
「これを買えば安心できます!」
「確実にうまくいきます!」
「誰でも成功できます!」
という言葉に反応しやすくなります。
商品を買っているようで、
本当は「安心」を買っている。
投資案件、保険案件も同じ。
これが高額商品に組み込まれた
最も巨大な「価値」です。
AI時代に価値が上がる能力
AIは、実は未来を予測することは
比較的得意です。
よって、そういう使い方をしている人は
今、増えてきていると思います。
ただー
どの未来を信じるのか?
どの可能性に賭けるのか?
どの人生を歩むのか?
これ自体は人間にしか決められません。
AI時代に価値が上がる能力とは、
未来を正確に当てる能力ではなく、
未来を一つに決めつけない能力と
呼べるかもしれないです。
最後に…
「どうせ無理だろう。」
その一言は、
未来を予測している
言葉ではありません。
未来を、自分で閉じている言葉です。
でも、
「まだまだ面白くなるかもしれない」
そう思えた瞬間、
未来には再び余白と
可能性が生まれます。
好奇心が生まれます。
行動が生まれます。
AI時代に必要なのは、
未来を当てる能力ではありません。
未来を、一つに決めつけない能力です。
未来は、まだ決まっていません。
だからこそ、
あなたの次の一歩にも、
まだポテンシャルがあります。
明日は、
「AI時代に、その能力をどう鍛えるのか?」
について朝活で話します。
▶︎脳に汗をかく会議
奥田 裕之



